【パートナーインタビューvol.3】ドライフラワー作家くま花めがねさん

【パートナーインタビューvol.3】ドライフラワー作家くま花めがねさん

こちらのコーナーでは、想造楽工プロダクトを協働してくださっているパートナーさんにインタビューをし、製作秘話をお聞きしていきます。今回は、母の日ギフトの製作者であるドライフラワー作家のくま花めがねさんへのインタビュー!製作の上でのこだわりや、裏話をお届けします。

 

──くま花めがねさんと想造楽工との出会いからお伺いしてもいいですか?

 はじめはもともと作家仲間だったhundredさん(想造楽工PINSの製作者)のご紹介で展示(八王子にあるギャラリーmodesteでの展示会)を見に行ったことがきっかけです。
 もう一人の作家仲間さんと3人で一緒に行ったんですが、沢山の原画をじっくり見て「すごくかわいい!」とキャーキャーしていました。そこにはYORIKOさんはいらっしゃらず、もう少し後のマルシェで直接お話をしました。


──ドライフラワー作家を始めたきっかけについても教えていただけますか?

 10年くらい花屋で働いた後、作家として独立しました。花屋時代からリースを作ることが特に好きだったのですが、生花は扱う上でロスが多く勿体無いなと思っていて、ドライフラワーを使ったリース作りを始めました。

 

──活動の中でのポリシーはありますか?

 まずはナチュラルなもの、自然素材のものをメインにすることを心がけています。オーダーによってはプリザーブドフラワー(注1)や、資材屋さんから購入したものを使うこともありますが、多くは直接卸売市場から仕入れた花や許可された区域から採取してきた植物を自分で乾燥させたものを使っています。
 あとは遊び心と季節感を大切にしています。今回のラインナップにもあるドライしめじはもともと秋限定の商品ではあったんですが、人気でいつの間にか定番商品化していました。リースに使われている「ヘクソカズラ」という植物は世間一般では雑草に分類されるんですが、つぶつぶした実がとてもかわいいので取り入れています。


 

──ズバリ、今回の商品のこだわりポイントやお気に入りポイントはどこでしょうか!

<ガラスドーム>
草原で気持ちよさそうに鳥が飛んでいる様子をイメージしています。なるべく草原ぽくなるようにとハス、クラスペディア、ラグラス、ハナムギ、ミモザ、アナベル、シャーリーポピー、マトリカリア、シャワーグラス、フラワーコーン、メタセコイア、月桂樹、苔と沢山の種類を使って豪華に表現しています。

 

<しめじボトル・フラワーボトル>
ネコ人間とイヌぼうやのかわいさを楽しんでいただければ!私自身もニヤニヤしながら、この子達がいい位置に来るようにとピンセットを駆使して制作していました。生で見たら一番かわいいと思います!(笑)お花ボトルのアジサイとカスミソウはプリザーブドを使っているのでより長く楽しんでいただけるかなと思います。

 

<リース>
森の中をイメージして、ユーカリ、月桂樹、ユキヤナギ、カンガルーの足という意味の名前を持つカンガルーポー、へクソカズラ、ラグラスを使って作りました。一番母の日向けのギフトかな、と思っています。制作時期がちょうどユキヤナギの時期だったので、それを絡めながらベースを作ったのもポイントです。私は左下の子がお気に入りです。

 

<ハンカチブーケ>
ハンカチをただのラッピングとして使うのではなく、プリントされたピンクの花も含めた花束にしようと思いました。カスミソウを使って透け感を出しつつ、母の日定番のカーネーションを合わせて一体感が出るように制作しました。

 

普段の制作ではあまりない「かわいい」の方向性が出せたコラボレーションになりました。私1人で作っている時には出てこない世界観や、1人だと突き詰められないところまで作りこめる楽しさがあった制作だったので是非皆さん楽しんでくれると嬉しいです!

 

◆今回ご紹介した商品
フクロウたちのドライフラワーリース
鳥たちのドライフラワーガラスドーム
ネコ人間とイヌぼうやのガラスボトル(しめじ・お花)
ドライフラワーハンカチブーケ

◆くま花めがね(フラワー雑貨作家)
東京・八王子を拠点に、ドライフラワーなど自然素材の物でリースやスワッグなどフラワー雑貨を作成・販売。
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注1:生花からそのまま水分を抜くドライフラワーとは違い、生花から水分を抜くものの、保湿成分や色素などを含む液体に浸して作るので、生花のような質感や、生花にはない人工的な色彩の花を作ることができる。

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